妊婦さん向けの雑誌をみると、必ずといっていいほど会陰切開の記事を見ますよね。でも私、恥ずかしながら、それまでその存在すら知らなかったんです。
でもいざ終わってみると、
切るか切らないかの選択肢はあって無いようなものだけど、知らなかったら後々ショックを受けるので、どういうものか知っといて良かったなー
ってな感じでした。
私は、陣痛が来るたびにいきむことで手一杯な時に
「次のいきみの時に会陰を切開しますね～」
と、言われたので
「はい～(;´д｀)」
としか言えず、選択の余地なしでした。まぁ選べたとしても、先生が必要と思って切るといってるんだから、断る理由はないんですけどね。
そして、返事をした次のいきみで麻酔かけられました。正直注射針は、ちょっとつつかれたくらいにしか感じませんでした。こんなの陣痛に比べたらカワイイもんです、ほんとに。
そして、次のいきみの時に、
パチン、パチン、パチン
という音が３回聞こえました。陣痛で余裕なかったのですが、流石にびっくり。
おおお～切られた～(；゜∀゜)スゴい音がしたぞ…
と思ったくらいですから。
旦那さんによると、メスで切ったっぽいんですが、ハサミで切ったような音でした。それだけ皮膚がピンと張ってたってことでしょうか…(；゜∀゜)
まぁ、そんなこんなで切られたときはなんてことありませんでしたし、出産後傷を縫うときも麻酔がかかってますからぜんぜん痛くありません。
問題は、そのあとです…。
麻酔が切れたあとが、とにかく痛い！ちょっと体を動かすだけでも痛いので、動きがスローテンポになりますし、円座クッションが欠かせません。入院中は、もらったロキソニンに二度ほど手を出してしまいました。まぁ飲んだからといって、効きはしませんでしたがね…( ；∀；)。トイレに行くのも一苦労。大も小も出すのが怖かったです。でも、膀胱鏡やったときみたく排尿時に激痛が走るんじゃないかとビクビクしてたんですが、幸いそれはなかったです。それに、大の時にいきむと縫ったところが破けちゃうのではないかとドキドキしましたが、それも心配なかったです。
そして退院時に抜糸したんですが、これまた痛かった。
「力抜いて～」と言われたので、これは痛いのかっ！？と思い、つい肘おきを握りしめ「ふ～～…」と、出産した時の呼吸法をしてしまいました(笑)。先生笑ったろうなぁ…( ；∀；)
それでも糸は全部取りきれず、しばらくしたらポロッと出てきたり、傷口からプラプラしてたので心配したんですが、それもやがて全部取れました。
でも、元に戻るまでだいぶかかったなぁ～。
ず～っとひきつったような違和感が残っていたので、これは一生こうなのか！？と本気で心配したくらいです。でも、３ヶ月を過ぎた頃、気づいたら何の違和感もなくなっていました。良かった♪
こういう、切られた後のことは、雑誌に書いてなかったんだよな～(;´д｀)。本当に教えて欲しかったのは、切られた後の事なんですけど！と訴えたくなるほど、辛かったです。
これから切るかもしれない方は、心の準備をぜひしておいて下さいね…。
