いよいよ、点滴で促進剤投与の開始です。
すると早々に効果が出て、陣痛が始まったのです。いやぁ、促進剤ってスゴイ(;゜∀゜)
中には促進剤を使ってもなかなか陣痛が強くならない方もいるようなんですが、私はとても良く反応しました。
最初っからそこそこ痛かったように思います。なにせ投与開始から4時間半で産まれましたからね。経産婦さん並みかな。
投与の際にはまたNSTの時みたいな機械をつけたのですが(陣痛計というらしいです)、真ん中に陣痛間隔が、左に陣痛の度合が数字で出ます。最初は数字の意味が分からなかったのですが、途中で意味を知ってからは、じっとモニターを見つめ、陣痛の波に備えるようになりました。数字がじわじわ上がってくるのがまたオソロシイんですよ…。
「来るぞ来るぞ…キター!!痛いぃぃぃー!」みたいな(笑)。ちなみに陣痛の度合というのは二桁までしか表示しないため、Maxは99です。つまり、どんなに痛くても、99。さっきよりめっちゃ痛くなってきたんですけど!となっても99なんです…(´;ω;`)。だから、この仕組みってどうなのよ!?と文句言いたくなるくらい、最初の99と後半の99の痛みが違うんです。なので、痛みの強さを伝えられなくて切なかったです。
陣痛間隔は、旦那さん曰く、最初っから3分間隔くらいだったよと。
これも促進剤の威力でしょうか…。
陣痛の痛みの場所は、ちょっとずつ変化しました。
私の場合は、痛みが
腰→お腹→+おしり→さらに+膣(いきみたい感じ)
と広がっていった感じです。
最初は生理痛の重いバージョンから、やがて万力でぎゅうぎゅう締め付けられてるようになり、おしりからなんか出そうになり(笑)、やがてお腹の中の肉を中から左右の手で鷲掴みにされて思いっきりギューッと真ん中に寄せられてるような感じ(たぶん子宮が収縮してるから)になりました。こうなると、いきみたい感じもかなりでてきます。まぁなんだかんだ書いてますけど、結局
痛い
の一言です…。産んだ後しばらくは、もう出産なんてごめんだと思いましたからね…
(数日で忘れましたが(笑))
しかも、つけている機械のせいで、とれる姿勢が限られてたのがかなりきつかったです。よくマタニティ雑誌なんかで、
陣痛中はこんな姿勢がオススメ!
とか、
いきみ逃がしにはコレ!
とか書いてあるんですが、そんな姿勢全くとれず(´;ω;`)。ベットにただ横たわってひたすら痛みに耐えるしかありませんでした。姿勢をなんとかできたらもうちょっと楽だったと思うんですが…。
しかも、気のせいではなかったと思うんですか、時々先生が診にくる度に、
「よし、(促進剤の量)あげようか」
と言ってたような。私は、もう結構限界チックな痛みなのにまだ増やすんか!と心のなかで悲鳴をあげたものです…
そんなこんなで痛みがMaxだと思った時に子宮口をチェック。自分では、もう子宮口10センチで分娩台でしょ!と思っていたんですが、まだ8~9センチ…(;´д`)。
追い討ちをかけるように、助産師さんからは
「順調だねぇ~これならあと12時間くらいで産まれてくるよ!」
という言葉と笑顔。
えっ??((((;゜Д゜)))あと12時間⁉ほんとに⁉
あの時は本当に絶望しました…(;´д`)。こんな痛みをあと半日も耐えるなんて、ほんと死んでしまいます。今からでも遅くない、無痛分娩か帝王切開してくれ~と本気で思いました。
そのあと一時間くらい痛みに耐えた頃、再び助産師さんが現れ、
「どぉ?あれから痛みは強くなった?いきみたい感じは強くなった??」
と聞かれました。正直痛みで訳が分からなかったので、取り敢えず次に進みたい一心で、
「痛いです。さっきより痛いです。」
(だからなんとかしてください(´;ω;`))
と訴え。
これで子宮口Maxじゃなかったらほんとに死んでしまう…と思っていたのですが、幸い、10センチに到達。
いよいよ分娩台に移動だぁ!
と思いきや、分娩室の隣のベットに寝かされ、再び促進剤アップ!(´;ω;`)
私は泣きそうになりながら、
「いきんじゃいそうなんですけど!いいんですか⁉」
と思わず訴えてしまいました。
まぁ、当然ダメなんですけどね( ;∀;)
どのくらい隣の部屋にいたかなぁ
この辺りの時間感覚は全くないので不明ですが、一時間もいなかったと思います。
そして、ようやく分娩台へ…