病院へ到着すると、夜間入り口でインターホンを鳴らします。先ほど連絡した者ですと伝え、中へ。
そこで荷物を置くとすぐに、助産師さんによる破水かどうかのチェックがありました。
「まぁ、(これだけ出てるなら)確認するまでもないけどねぇ」
といいつつ、出ている液体をリトマス紙みたいなのでチェック。黄色い紙が、青くなってました。
「ほら、色が変わったでしょ?破水ですね」
と。
どうやらBTB(brom-thymol-blue)法と言う検査で、破水ならアルカリ性なので、それをチェックするそうです。
無事破水だと確認できたところで、入院です。しかし、出産ラッシュにあたってしまい、個室部屋はいっぱい。一時的に特別室(二人相部屋)に一人で入ることになりました。
そこで、まず点滴。「抗生物質と、子宮を柔らかくする薬いれますね~」と言われました。抗生物質は、破水による感染防止です。
あと、NSTの時と同じセンサーをつけ、陣痛と胎児の心拍をチェック。このとき、まだ陣痛はほとんどなかったのです。
そのため、旦那さんは一旦帰宅するようにと指示されました。このまま泊まり込んですぐ出産だと思っていた旦那さんは、(´・ω・`)ショボン。陣痛が始まったら連絡入れるからということで、渋々帰宅していきました。
私は、陣痛が5分間隔になったらナースコールするよう言われ、一晩様子を見ることに…。てっきり、破水したら即産まないと赤ちゃんがピンチだと思っていたのでびっくり。聞くと、思っているほど羊水は無くならないし、赤ちゃんがおしっこしたりして随時作っているから1日くらい問題ないのよ~とのこと。なるほど~。
そして何度も助産師さんに言われたのが、
寝れるときに寝ときなさい
ということ。
これからお産が長引いたら寝られなくなるし体力も奪われるから、できるだけ体を休めるようにってことだそうです。
確かにそうだけど、すぐ陣痛きたら寝れないよな~とか、そもそも緊張して眠るどころじゃないよ~とか思いつつ、ベッドに横になったのでした。
そして。
まもなく5分~10分間隔くらいで痛みが。前駆陣痛のちょっと強いぐらいでしょうか。これが陣痛かぁ~なんて思いつつ間隔を測定していたのですが、安定しません。5分だったり7分だったり、時に10分だったり…。そして時にうたた寝も挟みつつ、気がつけば明け方に。でも間隔が5分の事が多かったことと、急に間隔が2分とかになったらどうしようという不安から、一応ナースコールして診てもらうことにしました。
(しかし、後に「こんな痛みを陣痛だと思っていた過去の自分が情けない」という位の激痛に襲われるのです…(;^_^))
助産師さんの診察で、やはりたいした陣痛ではなかったらしく( ;∀;)、朝院長先生が来るまで再び様子見に。そこで、院長先生の診察を二人で聞くため、朝早く来てくれるよう旦那さんにお願いしました。
そして7時30分に院長先生の診察。
子宮は3センチ程度で、陣痛も弱く、陣痛促進剤を使うことに。
そこで、旦那さんと二人で促進剤について説明を受けました。簡単には、
・促進剤を使う理由
予定日超過してることや、破水してるのに陣痛が微弱であること
・何の促進剤を使うか
オキシトシンを点滴で使うこと
・リスクについて
等々が書かれていました。
促進剤にリスクがあるのはもちろんわかっていますが、私の場合は、すでに破水してるのに陣痛がちっとも進まなかったので、嫌だとかなんとか言ってる場合ではなく…。なので特に先生に何か言うこともなく、文書に二人それぞれ署名しました。
いよいよ、促進剤を使って陣痛スタートです。これがまた辛かった…。