それは、予定日を4日過ぎた日でした。
平日でしたが、たまたま旦那さんが休みの日で、昼間お昼寝してしまい、二人とも寝付けない夜でした。
なかなか寝付けず、夜中の12時過ぎにトイレへ。
すると、おりものシートに真っ赤な血がついていて、 それが水っぽくにじんでいました。
こ、これは…っ!
おしるしと破水だ!
すぐに分かりました。
破水はタラタラと少量でしたが、私が力を入れる入れないに関わらず拭いても止まらないし、立ち上がると太ももを伝って流れてきます。
以前、尿と破水の区別がつくかしらと心配していた私に、助産師さんが
「大丈夫です。明らかにわかりますから(笑)」
と言ってたことを思い出しました。
ああ、そうか…。こりゃあ間違えないわ…。
仕方ないのでトイレットペーパーを股に挟んでそのままリビングまで歩き、旦那さんに
「お~い、破水したぁ~」
とSOS。すると、寝室から
「来たかっ!」
と、即返事が返ってきました(笑)
いつもなら昼寝しても夜はしっかり熟睡できるはずの旦那さんが、たまたま今日に限って眠れなかったのも、何か予感があったのかもしれません。
(。・ω・。)
病院に電話すると、陣痛の具合や破水の状況を確認され、どのくらいで着くか聞かれました。このときはまだ陣痛はなかったと思います。15分程でつくことを伝えて、仕度に。
入院セットはもうリビングに置いてあったので即持ち出せました。
私の格好はというと、夜用のナプキンをつけ、上はパジャマのまま、下はスカートをはき(万が一破水した時を考えて、すぐにはけるものを用意していました)、股にバスタオルを挟んで準備完了。
買ったばかりのシエンタを汚さないよう、座席にはゴミ袋を敷いて出発。ここは冷静(笑)。
道中、私が考えたことといえば
胎動関係ないとかいうけど、やっぱ赤ちゃんの動きが激しかったから、蹴られて破水したんじゃない?
とかしょーもないことだったり、
わーどうしよう、生まれるよ~。陣痛怖いよ~
と、今更何をとツッコミたくなるような不安だったり、
ようやく赤ちゃんと対面できる!!
という喜びだったり、複雑な気分でした。
一方、旦那さんは、もうすぐ赤ちゃんに会えるとテンション高めになりつつも、私を「大丈夫大丈夫」と励ましてくれました。
そして、ほどなく病院へ到着。
いよいよ出産です。