子供の名前って難しいですよね。その子が一生背負っていくものですから。
ウチは待ち遠しすぎて、安定期頃にはすでに女の子男の子両方の名前を決めてしまいました。不妊治療中よりもっと前、結婚する前から、子供ができたらこんな名前つけたいなぁ~と想像していたせいでちょっとテンション上がってしまったみたいです。
でも、理想と現実は違います。
私が以前からあたためていた複数の名前はことごとく却下され…。結局、想定していなかった名前になったのです。
却下の理由は主に2つ。1つはなぜか知り合いに同じ名前がいること。中学高校の頃から子供につけようと温めていた名前が実は5個くらいあったんですが、そのうち3つは大学で同じ名前の人がいました。そして1つはアルバイト先の子と同じで、唯一残っていた名前も、大学の同級生(これまた私が考えていた名前と同じ名前の友人)が子供につけていました。ちなみにすべて旦那さんと共通の知合いです。なんという偶然。まぁ、そんなにマイナーな名前じゃないから可能性としてはあったんですけどね…。妊娠がわかってから検討していた名前は、もう1つの理由で却下されました。それは、字画が悪いこと。姓名判断を信じるかは人それぞれだと思うのですが、ウチは私も旦那さんも姓名判断で悪い名前はつけたくないという考えは共通していました。特に強く信じているというよりも、なにか良くないことがあったとき、字画が悪い名前をつけたせいだと後悔したくないという思いがあったのです。ちなみに私も姓名判断で字画を考えてつけられたそうです。とはいっても、妊娠中は私のことを男の子だと信じて疑わなかった母は、男の子の名前しか考えておらず、産まれてから慌てて決めたそうですが…。加えていうなら、私は妹がいますが、2人ともそれぞれとある歌手の名前と同じです。…ほんとによくよく考えたのか?両親よ…。
まぁそんなわけでつけられましたが、とりあえず悪いことなく順調に育ってきましたので、一応姓名判断通りではありました。一方で旦那さんは波乱万丈の人生を送ってきました。姓名判断で調べると良くない字画でしたので、余計にそれを考慮したいと思ったのでしょう。
決める上で、上司のお子さんの名前もこっそり姓名判断で調べてみたんですが、頼りになる取締役の娘さんの名前には本当に驚きました。現代風の名前だなぁ~奥さんの希望かな~なんて思っていたのですが、姓名判断ではパーフェクトな名前だったのです。さすがだ…。と改めて尊敬したのを覚えています。
それから重視したことは、読みやすい名前であること。「こう書いて、こう読ませる」という名前や、俗にいうキラキラネームというのにはしたくなかったので…。私の母の名前は○○子、というごく普通の名前なのですが、その漢字でそうは読まないだろう、という名前なのです。さらに言うなら、5人姉妹全員がそういう名前だそうです。キラキラの先駆け??実際、旦那さんも数日前まで母の名前を勘違いしていました(;^_^A。まぁ、母を名前で呼んだりしませんからね~。そのため母は、私が物心ついたときにはすでに「いちいち訂正するのに疲れた、どうとでも呼んでくれ」と言うに至っていました。私の実家は名字がそんなにメジャーじゃないので、母は下の名前が◇◇子さんと呼ばれようと△△子さんと呼ばれようと名字が呼ばれた時点で返事していました。そんなわけで、訂正させ続ける人生はかわいそうだと思ったのです。ちなみに父も名前が珍しく、どちらかというと名字みたいな名前です。婿養子でその名字の人と結婚したらどうなったのでしょう?その反動か、私も妹もクラスに2人はいるだろう的な無難な名前です。
あれやこれやと検討した結局、名前は両方とも旦那さんの意向が強い名前になりました。もちろん私も納得しています。今は女の子とわかっていますから、その名前で呼びかけています。でも、意外に名前を早々に決めているところは少ないのかも。両親教室に行って同じグループになった人たちは、全員名前をまだ決めていないとのことでしたから。でも、産まれてきた子を見てから決める方もいるので、それは人それぞれですね。
名前は両親から赤ちゃんへの最初のプレゼント。よくよく考えてあげたいですね。この名前、気に入ってくれるかな?