私は、どちらかというと体格の良いほうです。がっしり体形かな。
なので、華奢な子にとてもあこがれていました。学生の頃は、
貧血かなんかで倒れてみたい…
なんて不謹慎なことを考えたものです。
そんな私ですから血は濃いようで…。貧血とは無縁の生活を送っていました。一度も検査で引っかかったことはなかったのです。
なのですが
先日の25週検診の時、母子手帳みて気づきました。
ヘモグロビンが落ちてきてる…
ヘモグロビン(Hb)は貧血の状態を検査する項目の一つです。血色素とも言います。体中へ酸素を運んでくれる役目をしています。なので不足すると動悸や息切れ等を起こしてしまうのです。これを作る材料が鉄なので、鉄が不足すると貧血になるんです(鉄不足以外が原因の貧血もありますが…)。病院によっても基準が違うみたいなので何とも言えませんが、妊娠中はだいたい10.5~11切るくらいになると貧血と判断、治療されるようです。
そんなHb、貧血とは無縁の私が
11週のHb:12.8 → 25週のHb:11.2
と落ちていることにびっくり。確かに初期より中期のほうが血液の水分量が増えてくるので薄まるから落ちるんでしょうけれど、11は切らないようにしたいところ。自分でも鉄が不足しやすいのは聞いていたので、サプリで1日に必要な量は補っていたはずなのですが…。
含まれていたのは7.5mg。主に妊娠前に使うサプリだったので、不足があったみたいです。
そこで調べてびっくり。細かな数字は参考するところによって違うのですが、だいたい
中期、後期は21mgくらいらしく…。って全然足りないわ…Σ( ̄Д ̄;)
しかも、鉄はとても吸収率が良くないのです。摂ったから体にすべて吸収されるわけではなのです。頑張ってとっても吸収されなきゃお通じと共にさようなら、です。悲しい…。
吸収率が良いのが非ヘム鉄。魚や肉など動物性のものから摂る鉄です。逆に吸収が良くないのがヘム鉄。小松菜とか納豆とか植物性のものから摂る鉄です。なのでポパイのごとくほうれん草だけ食べててもダメで、動物性からも積極的に摂らないといけません。加えて、相性のいい成分がビタミンCや動物性たんぱく質。吸収率を上げてくれます。逆に緑茶やコーヒーなどのタンニン、食物繊維などは吸収を妨げてしまうそうなので注意が必要です。病院で治療のため鉄剤を飲んでいる人には最近タンニンに注意してくださいとは言わなくなりました。そもそもとてもたくさん鉄が入っていますから、多少飲んで吸収が落ちたくらいではどうってことはないのす。でも食事からのわずかな鉄を少しでも吸収したいときはやはり気にしないといけないですね。とはいえ、カフェインを控えるという点からもともと緑茶やコーヒーはそれほど摂ることはないと思うのであまり気にしなくてもいいのかな。でも食物繊維は便秘にも必要なので控えるわけにはいかず、時間差で摂る等の工夫をしたほうがよさそうです。
というわけで私はサプリチェンジ~
葉酸+鉄21mg配合のサプリを摂り始めました。赤ちゃんが酸欠になったら大変だし。
食事からも頑張って摂るつもりです。次回の検診ではせめてキープできてるといいなぁ。
昨日お母さんから、ビタミンC摂りなよ~とメールが来ました。なんというタイミング…。