以前、私がひどく膀胱炎に悩まされた話をブログに書きました。その時の結論としては病院に行って抗生物質をもらおう、というものなんですが、しかし!指をくわえて何もしなかったわけではありません(`・ω・´)b。一応色々試してはみたんです。だって、症状が出たときに、病院にすぐ行けるとは限りませんからね。
そこで、今回は私が膀胱炎になったときに試したことを紹介します。
ただ、私が自力で何とかしようと思ったのは、ちょっと排尿時にチクッとしたな、とか、トイレが近いなとか、なりかけの段階です。過去の私のように血尿が出て泣きそうなときは素直に病院に行きましょう…。
・ボーコレン
五淋散という漢方のお薬です。膀胱炎を漢方でどうにかしようと思ったらまずこれ、というファーストチョイス的な漢方です。そんなわけで、私も最初に試しました。
…結果、ダメでした(´;ω;`)。飲んだ後に血尿がでて病院行きでした。それ以来怖くて飲んでません(笑)。念のため言っておくと、血尿が出たのはボーコレンのせいではありません。私の体質やその時の膀胱炎の状態に合わなくて治りきらず、本格的な症状が出てきただけなのです。これ自体はとても良い薬だと思います。病院に行って抗生物質を飲み切って菌がいなくなったのに、まだすっきりしない、というときにも良いです。
薬は、特に中でも漢方は体質に合ったものを選ばないときちんとした効果が出ません。例えば「風邪の引き初めに葛根湯」といいますが、葛根湯は胃腸が丈夫で、比較的ガッチリした体格の人におすすめな漢方です。冷え性の人や高齢の方にはあまり向きません。そんなわけで、自分に合った漢方を選ぶのが大事だと思います。私は、自分に合った漢方を見つける前に他にいいものがあったので試していませんが…。
・水分たっぷり摂って、体を温める
基本です。尿量が少ないと、尿が濃くなり菌が繁殖しやすくなりますから、薄めてあげなくてはいけませんし、中の菌を早く外に洗い流す意味でも水分は大事です。それと、体を温めて血流を良くすることも大事です。ちなみに五淋散にも体を温める効果のある生薬が含まれています。しかし、水分を摂るときは体が冷えないように気を付けることも大事です。
・クランベリー
結論から言うと、これが一番効きました。トイレ行ったときにちょっとチクッとするなと感じてから数日間クランベリー100%ジュースを毎日飲むようすると、いつの間にか症状が無くなったのです。でも、100%ジュースは酸味が強くてストレートで飲むのはきついので、水で薄めてオリゴ糖をちょっと入れて飲んでいます。最近はブルーベリーでもいい影響があるとかいう報告もチラチラあるとか。まだ試していませんが…。ただ、このクランベリー、そんなに効かないのではという論文も見られますから、まだきっちりとした結論は出ていないようです。でも、とりあえず私の膀胱炎超初期には効果があるようで、助かっています。ちなみにノルウェーでの調査では、クランベリーを摂っていた妊婦さんで特に胎児に異常が多い等の問題はなかったという報告がありますので、とりあえず今のところ妊娠中も通常量摂取する分には問題なさそうです。
そんなわけで、私が膀胱炎らしき症状に見舞われた時には、
水分をたっぷりとって、お風呂に入って、クランベリージュース
のセットが定番となっています。とはいえ、それ以前に「膀胱炎にならないこと」が一番大事ですけどね。