間質性膀胱炎～その２～

何か対策はないのか？

色々模索はしましたが、なかなか難しいですね。でも、私は1，2年前くらいから症状がかなり改善しました。現在は妊娠中でそもそも頻尿なので参考にならないのですが、下腹部の痛みは今もありません。そこで、何がきっかけだったか考えてみることにしました。

1．尿意をちょっと我慢

間質性膀胱炎は細菌が原因ではないので、トイレに行きたくなって多少我慢しても大丈夫。行きたくなったら、「さっき行ったから大丈夫」と自分に言い聞かせつつ、少しだけトイレまでの時間を延ばしていました。なにせひどいときはトイレが終わって扉を閉めたとたんにまた行きたくなるんですから…。それに行きたくなってすぐ行くと、頻尿の癖がついちゃいます。膀胱は尿を貯めるためにあるので、貯めずに出しちゃうと「あ、僕の大きさはこんなもんで平気なの？」と言わんばかりに貯めにくくなっちゃいますからね。人間の体は使わないと退化するもんです。それに、間質性膀胱炎が悪化すると、膀胱が硬く小さくなってしまうとも言われます。とはいえ、尿が貯まると痛くなるのであんまり我慢してはツラいので、無理は禁物。それに、細菌性の膀胱炎の時は我慢してはいけません…。

２．気合（笑）

気持ちも結構関係していました。映画館とかは特に大変でしたが、トイレに行けないという思いと、行きたくなったらどうしようという思いで頭がいっぱいになることが頻尿に拍車をかけていたように思います。私は色々薬を試す中で、過活動膀胱の薬ももらいました。トイレが近くて困る時用みたいな感じでもらった記憶があります。当然か、あまり効果はなかったのですが、映画見るときなどはお守りとして飲んでいました。

３．症状が悪化する食べ物を探る

医師のアドバイスで、摂取して症状が悪化したものを調べました。以前書いたように、私はグレープフルーツと、とあるドリンクでしたので、それをやめたら回数が少し減りました。とあるドリンクとは、うちの薬局で一押しだった葉酸・ビタミンC入りのマンゴー味ドリンクで、社員割があったので毎日飲んでいたのです。(;^_^A　これも酸味が結構ありましたので、ひょっとして私は酸味の強い柑橘系や酸性飲料が良くないのかもしれません。みかんは平気なんですけどね。

４．ストレス・環境

中でも一番影響した気がするのが環境の変化です。ストレスかな。これを言うと元も子もないんですけどね。大抵の病気はストレスとか言いますから。ただ、私はこれまでの店が閉店し、違う店舗に移ったとたんに尿の回数が減り、下腹部痛が無くなったのは事実。環境の変化にびっくりしたのかな？前のところも、患者さんにいい人が多くてとてもいいところでしたが、店長としてほぼ一人でやりくりしていたため、無意識に緊張したりしていたのかもしれません。今の店は、のんびりした上司と頼りになる取締役が勤務していて、店のことを考える必要が全くなくなりました。薬剤師としての仕事だけできるし、分からないことがあれば聞くこともでき、居心地もよいのです。

…こんな感じでしょうか。

それと、最近花粉症が良くなったんです。なぜここで花粉症？と思うかもしれませんが、ちょうど症状が楽になった時期と一致しているんです。間質性膀胱炎で使う薬の中には、抗アレルギー薬と呼ばれるものも入っています。間質性膀胱炎の原因は今のところ不明なんですが、炎症には違いないので、ひょっとしたら花粉症と同じように、アレルギーが関わっている可能性はありますよね。とすると、私の免疫関係の異常が正されてアレルギーが改善し、体の状態が良くなったから、花粉症も間質性膀胱炎も良くなった、のか？などと考えたりしています。じゃあどうして花粉症が良くなったんだ、って話ですけどね…。それはわからないんです

(´・ω・｀)

そういえばあのサプリはどうなったのかな～。以前かかりつけの泌尿器科へ受診した時、間質性膀胱炎に効くかもしれないから研究中なんだけど、ひょっとしたらモニター参加のお願いするかも、と言われていたものがあったんです。たしかソバを使ったサプリだったんですが、あれからどうなったのかな。ちょっとでも効く結果が出てるといいんですが…。

とにもかくにも、私は以前泌尿器の先生から言われた「出産すると改善する」という言葉を信じて期待しているのですが、結果はいかに？？