私が新幹線通勤をしていたのは、以前勤めていた薬局が閉じることになったからです。
その会社の他店舗がどうしても遠く、やむなく新幹線通勤になったのです。薬局の薬剤師は不足していますので、会社も快く許してくれました。こっちに引っ越してきな~とはしょっちゅう言われますが…。
私自身は当然近くのほうが楽でいいのですが、不妊治療もしていましたから、転職してすぐ休みます、となるのが申し訳ないな~とも思っていましたのでお言葉に甘えました。
閉店を告げると、近所の薬局の方が「うちにおいで」と声をかけてくださったり、薬局に薬を取りに来てくれた患者さんから、いろいろ声をかけていただけたことが本当にうれしかったです。
ある方は新聞広告を片手に、
「ここがあるよ!電話してみたんだけど、ぜひ来てほしいと言ってくれていたよ。ここなら私も薬を取りに行けるし…」
と言ってくださったり、
ある方は
「もし市内に決まるようなら教えて!市内だったら薬を取りに行けるから、今度はそこでもらうよ!」
と言ってくださる方もいました。
ここの薬局は愛されていたのだなぁ…。としみじみ。途中薬剤師不足で1人でやっていた時はツラかったけど、ずっと頑張ってきてよかった。
なぜ今日こんな内容になったかというと、先日たまたま以前うちの薬局を利用して下さっていた患者さんのブログに遭遇。
病院が閉院になったことについて触れている内容でした。
その中で、私たちの薬局についても書いてくださっていて、
「○○ちゃん、○○ちゃん、元気かなぁ…」
とあったからです。
その方はたびたび薬局に差し入れを持ってきてくださったり、いろいろ話を聞かせてくださったりする方でしたが、薬局を閉じた後もそのように思っていてくださっていることがうれしくて、つい私も書いてしまいました。
私は、とっても元気ですよ!!